なるコミ最新情報

防災の日セミナー

昨日はなるコミにて防災の日セミナーを行いました。
毎年9月1日は防災の日。
近年地震や大雨による災害が全国で起こっています。
私たちもいつ災害被害に遭うかわかりません。
災害に備えた情報収集や対応を学んでおくことは大切なことです。

関心のある方が非常に多く、地域の方が誘い合わせていただき、定員いっぱいの約50人の参加でした。

今回のセミナーは和歌山県内の様々な分野で活動する女性の集まり、和歌山イコール会議の代表の方々が主催していただきました。

最初に和歌山県危機管理局危機管理・消防課総務計画班の江原様から防災への備えということで南海トラフ地震を想定して説明がありました。
地震の起きる仕組み、津波の大きさや浸水被害からどう身を守るのか。
災害時の備えや身近な避難場所はどこなのかあらかじめ知っておく必要があります。
家でできる対策や備蓄、地震が起きた時の対処法など分かりやすく紹介いただきました。

2講座目は和歌山イコール会議の上西先生、綛田先生によるマイトイレ講習会。
災害時の大きな問題にトイレ対策があります。
少しでも清潔に保てるよう、新聞紙、ナイロン袋、ペット用シートを使ってトイレを作ります。
作り方は本当に簡単。
たたむとコンパクトになるので常備することお勧めです。

3講座目は栄養士グループNAGA会長の三國先生による、サバイバルクッキング。
被災時や避難所での食事作りです。
手をかけずに効率よく身近にあるもので料理を作ります。
昨日のメニューはポリ袋でごはん、夏野菜のみそスープ、乾物サラダ、ういろう。
1時間という時間でしたが先生の指導の下、実に手際よくみなさん調理されていました。
しかも料理だけでなく新聞紙を使ってお椀やお皿も作ってしまいました。
最後は皆さんで試食。

株式会社目がチューブの島さんからは、災害時にベンチがかまどになる、「かまどベンチ」の展示。
これから公共の場に増えていくことと思います。

3時間という長時間のセミナーでしたが最後まで参加いただきありがとうございました。
これを機に防災に対する意識が少しでも広がればうれしく思います。
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